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中島らもが残したあまたの言葉

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根本的におれは思春期以降、ずーっと軽い憂鬱が根本にある、ベースとして憂鬱がある人間だったんですよね。だから、それを解消するために、冗談を言ったりして友達を笑わす人間になっちゃったんです。
笑いというのは、根本的には差別なんですね。
微笑と微笑をつなぎ合わせて一枚の暖色の絵を描くことだってできるはずだ。
僕は杖をついていて、毎日三時くらいに散歩に出かける。公園で小学生なんかが遊んでいると、杖を振りかざして、
「コラーッ!」
とどなりながら追いかける。近所の小学生は僕のことを「杖じじい」と呼んで悪魔のごとく恐れている。
おれは女である。
その証拠によく女子トイレにはいる。

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