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中島らもが残したあまたの言葉

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ガダラの豚 Ⅲ

参考書籍情報
・集英社文庫
・1996年5月25日 1刷


アフリカと日本を舞台とした巨編エンターテイメント、3巻。
てんやわんやの大団円。
P.33
世界というのは、すでに書かれた一冊の本だ。それを読むのが我々の日常の生だよ。
 
P.181
わけのわからないのは、人生だけでたくさんだ
 
 
 

ガダラの豚 Ⅰ

参考書籍情報
・集英社文庫
・1996年5月25日 1刷


中島らもの代表作の一つ。
アフリカと日本を舞台とした巨編エンターテイメント。
P.178
人間というのは、存在そのものからして、幸福とか快楽を追うようにできているのよ。
 
 
 

ガダラの豚 Ⅱ

参考書籍情報
・集英社文庫
・2003年9月7日 11刷


アフリカと日本を舞台とした巨編エンターテイメント、2巻。
主にアフリカでのエピソードが描かれている。
P.55
生きた人間のすることじゃないのよ、悲しみ続けるのは。
 
 
 

酒気帯び車椅子

参考書籍情報
・集英社
・2004年12月10日 1刷


中島らもが亡くなるわずか2ヶ月前に脱稿した長編小説。
目に痛いほどの暴力シーンが織り込まれた復讐物語。
P.31
今日できることは明日やれ
 
P.196
因果関係のみでこの世を理解しようというのは狭小な考え方だ、世界は予兆に満ちとるんだよ
 

全ての聖夜の鎖

参考書籍情報
・復刻ドットコム
・2014年7月20日 1刷

「らもん」名義で100部のみ出版された、幻の処女作の復刻
復刻の際、手書きの詩、エッセイ、インタビューが追加されている

P.不詳 「イブニング・スケッチ」(The Way To Be the Truth)
ひずみが 必要だ
生きてく ためには
 

P.不詳 「特集『もう帰さへんで!大阪』より」
何も起こりはしない。何もこわせはしない。よしてくれと頼んでいるのに日が暮れる。道頓堀の橋の上で日付が変わる。そして、頼んでもいないのにやがて朝日が昇るだろう。
 

P.不詳 「特集『もう帰さへんで!大阪』より」
過ごして行く日々の、どうしようもなく辛い一瞬、苦しい瞬間を点にして拾い出して行き線で結べば、そこには見事に「不幸な人生」という図式が浮かび上がってくるだろう。また逆の方法をとれば「幸福な人生」を描くこともできる。
 
 

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