中島らもが残したあまたの言葉
ネリモノ広告大全 ちくわ編
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ネリモノ広告大全 ちくわ編 参考書籍情報 ・双葉文庫 ・1996年7月15日 1刷 書評を見る 中島らもを世に知らしめた広告、啓蒙かまぼこ新聞のエッセイ部をまとめたもの。 どうみてもエッセイだが、これがカネテツデリカフーズの広告として『宝島』に掲載されていた。 |
P.15
電通がなんだ。
博報堂がなんだ。
1対1だったら
負けないぞ!!
-広告のご用命なら-
(株)日広エージェンシー
博報堂がなんだ。
1対1だったら
負けないぞ!!
-広告のご用命なら-
(株)日広エージェンシー
P.27
ボクは「中島の前に中島無く、中島の後に中島無し」といわれた中島です。
P.33
筆者の大好きな季節、冬が去ってしまった。てっちり屋のツケだけ残して……。またあのいやな春がやってくるのだ。宝石のセールスマンのような薄ら笑いを浮かべて。
P.55
もしかすると鳥にとっては上下というものが逆になっていて、空に舞い上がるということは「下降」であり、地に下りることが「上昇」なのではないだろか。
P.87
広告はウソばっかりつく(商品のいい所をいって、悪い部分をいわないというのは、もうすでにウソの始まりである)。広告はエエカッコばかりする。広告は、もう見たくないと思ってるのに、スキマがあればどこにでも隠れてる。広告はイヤな女みたいだ。
P.90
明日も上手におどけて見せられるように、皆でお祈りしましょう。
P.91
秋はそこはかとなく悪意の季節
P.155
カタレプシー的タクシー乗ってやらない姿勢
ジャンル:エッセイ
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