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中島らもが残したあまたの言葉

「夜、ツメを切るのはようないんやで」
祖母が僕にいう。僕は彼女が眠るのを見すましてから、猛然とツメ切りにとりかかる。これ以上悪い状態というのがどういうものなのか、一度でいいから見てみたいからだ。
いずれにせよ、時が我々を連れていってくれるだろう。約束の地へ。それが生であれ、死であれ、時が我々を連れていってくれるだろう。
過ごして行く日々の、どうしようもなく辛い一瞬、苦しい瞬間を点にして拾い出して行き線で結べば、そこには見事に「不幸な人生」という図式が浮かび上がってくるだろう。また逆の方法をとれば「幸福な人生」を描くこともできる。
明日も上手におどけて見せられるように、皆でお祈りしましょう。
独房に帰ったらラジオが中島みゆきの特集してた。これはコタえるよ。尋問なんかよりずっとキツいんだ。

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