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中島らもが残したあまたの言葉

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牢屋でやせるダイエット

参考書籍情報
・青春出版社
・2005年6月20日 1刷

書評を読む

麻薬取締法違反で拘置所に入れられたときの経験を語ったエッセイ。
P.71
独房に帰ったらラジオが中島みゆきの特集してた。これはコタえるよ。尋問なんかよりずっとキツいんだ。

P.74
おれは花は好きだ。あんなてっぺんに堂々と生殖器のっけてるんだものな、いい根性してるよ
 
PP.107-108
思想というのは「砦」であり、連中はその中でぬくぬくと眠っている。
 
P.109
現世、人との出会い、人生、これらが無であることは百も承知だ。だからどうしたってんだ。俺は今、拘置所で寒さに震えながらラジオ体操をしている。「無?」だからどうしたってんだ。俺は光に賭ける。
 
P.113
大麻が禁じられたのは、これが戦争に向いていないからだ。
 
P.116
生きるということは、死ぬまでの時間をどうやり過ごすかということだ。
 
P.119
もしも自由があるとしたら、それはとても不自由なものだと思う。
 
P.144
ギリギリまで苦痛に苛まれているとき、人を救うのはユーモアである。
 

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