中島らもが残したあまたの言葉
ロバに耳打ち
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ロバに耳打ち 参考書籍情報 ・双葉文庫 ・2005年7月20日 1刷 書評を読む 晩年のエッセイ集。 「衣食住」をテーマに連載されたエッセイをまとめたもの。 |
P.55 「あの日の風景」
懐かしい家。しかしモモの木も、イチジクの木も、クヌギの林も今はもうない。
P.79 「河内長野に笑死する」
自分がアクションを起こさねば誰がやってくれるというのか。何も起こりはしない。世界は昨日のままだ。だが昨日の新聞を誰が読もうとするだろう。
P.87 「竹林にクマ死す」
山中の道路にムササビが一匹、踏みつぶされて死んでいる。これが我々のしたことだ。
P.119 「ロックンローラーと食べ物」
ロック・アーチストには、食べていいものといけないものとがある。それは食べものには、ロック的なものと非ロック的なものがあるからだ。
P.203 「習いごと その二」
柔道の二級というのはとてつもなく弱い。どれくらい弱いかというと、ソロバンの二級と闘って負けるくらいに弱い。敵はソロバンという凶器を持っているからだ。
ジャンル:エッセイ
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