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中島らもが残したあまたの言葉

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西片冗土

参考書籍情報
・集英社文庫
・1994年7月25日 1刷

書評を読む

「カンサイモノ」でまとめたエッセイ。
大阪に関するエッセイと、妙な看板の写真などのVOW的な要素も。 
P.12 「はじめに」
街を好きになるというのは、街並みがどうとか風土がどうとかいうことではなくて、その街に自分の好きな人たちがいるかどうか、これにつきる。
 
P.65-66 「アイデアの墓場・カンサイ」
人がひとつの町を好きになるのは、そこの行政のあり方や、風光を好きになるのわけではない。そこに住み暮らしている人たちの物の考え方や習慣、何を食べ、何を着、何を楽しんで暮らしているのか。そうした人間たちの温気の種類によってその街を好きになったり嫌いになったりするのだ。
 
P.142 「ぼくの家事」
家事にはどこか脳内麻薬物質を分泌させるものがある。
今にも飛びそうな原稿の締め切りを放っておいて、浴槽をキュッキュッと洗いつつ恍惚としている自分に気づいたりする。 
 
P.190 「チチ松村による解説」
やめんかい!!橋渡らせんぞ!!

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