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中島らもが残したあまたの言葉

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僕は土地柄がどうだから楽園だなんて話は信じない。
そこに好きな人たちがいるところ、守るべき人がいてくれるところ、戦う相手のいるところ。それが楽園なのだと思う。
人がひとつの町を好きになるのは、そこの行政のあり方や、風光を好きになるのわけではない。そこに住み暮らしている人たちの物の考え方や習慣、何を食べ、何を着、何を楽しんで暮らしているのか。そうした人間たちの温気の種類によってその街を好きになったり嫌いになったりするのだ。
出典:西方冗土
そういう店っていうのはどんどん淘汰されていくでしょう。おしゃれな店に変わっていくから、街がどんどんつまらなくなっていく。
大阪は、世界中でパリの次にフランス人留学生の少ない都市だ。
街を好きになるというのは、街並みがどうとか風土がどうとかいうことではなくて、その街に自分の好きな人たちがいるかどうか、これにつきる。
出典:西方冗土


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