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中島らもが残したあまたの言葉

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ポケットが一杯だった頃

参考書籍情報
・白夜書房
・2007年8月8日 1刷

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遺稿集第1弾。
未発表原稿を含むエッセイ、対談集、昔FM大阪でやっていたラジオコントなど。 
P.11
前にもあった こんな朝が
ポケットが一杯だった頃
 
P.38 
作家は神のように無力だ。

中島らものさらに明るい悩み相談室

参考書籍情報
・朝日文芸文庫
・1996年8月1日 1刷

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朝日新聞で10年間連載していた「明るい悩み相談」をまとめたもの。
第3弾。

P.31 「サケの切り身の『北まくら』とは?」
「死後間もない、死後硬直寸前の魚」  

P.157 「おもしろ袋の中身」
心の中にハンドルの遊びのような部分がないと「おもしろさ」に感応することはできない。

P.194 「深い感動覚える『まゆげの美学』」
陸上の哺乳類の中で人間だけが無毛であるというのは実にへんてこなことです。月夜のオオカミ男のような姿のほうが自然なのであって、他の動物から見れば地肌ばかりでツルンとしている人間というのはさぞや不気味な存在であろうと思います。
 
 
 

エキゾティカ

参考書籍情報
・双葉文庫
・2002年1月15日 1刷

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「アジア」を縦糸にした短編集。
美しくて少し可笑しい物語が12話収録されている。
P.48 「ペットとイット」
「練習を積んだ、その十割を出そうとは考えるな。そんなことは不可能だ。六割出せ。そうすればおまえは勝てる」
 
P.183 「KUMIKO」
それはとても美しい瞬間だった。凍結されていたくみこの十三年間が、音をたてて溶け始めた。
 
 

その辺の問題

参考書籍情報
・メディアファクトリー
・1997年2月20日 1刷


いしいしんじとの対談集。
あぶない二人の会話、といった感じ。
P.242 「さいごに」
人間というのは「破れ目」がおもしろいのだと思う。
 

なにわのアホぢから

参考書籍情報
・講談社文庫
・1997年9月16日 2刷

書評を読む

加納真士、ひさうちみちお、鮫肌文殊らとの共著。
カンサイのアホを集めた一冊。
P.4 「復刻の顛末」
こんなもんが売れるくらいなら、僕の生パンツを売った方がもっと売れる。
 
P.94
大阪は、世界中でパリの次にフランス人留学生の少ない都市だ。

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