忍者ブログ
中島らもが残したあまたの言葉

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

せんべろ探偵が行く

参考書籍情報
・文芸春秋
・2003年10月30日 1刷


マネージャーの大村アトム、編集者の小堀純との共著。
1000円でべろべろになれる飲み屋を渡り歩く。
P.228
一緒の仲間が楽しい人達だったので、いつもいい酒だった。要はそれなのであって、安かろうが高かろうが不味かろうが美味かろうが、そんなことは酔い心地に何の関係もない。気がよければそれは天下一品の美酒なのだ。
 

じんかくのふいっち2

参考書籍情報
・双葉文庫
・1999年6月15日 1刷


元マネージャーのわかぎえふとの共著。
二人が同じテーマについて記す。
P.25 「夢について」
「若者には夢があって当然だ」という態度に腹が立ちますね
 
 

総特集 中島らも

参考書籍情報
・河出書房新社
・2006年10月30日 6刷


文芸別冊の中島らも特集。
家族・友人による中島らもに関する対談、いとうせいこう、松尾貴史、大槻ケンヂらによる寄稿など。 
P.49 「家族・友人たちから見た中島らも」
ミーがイエスと言わなければ、僕は……例えばチキンラーメンの乾いたのに戻ってしまう
 
 

ガダラの豚 Ⅲ

参考書籍情報
・集英社文庫
・1996年5月25日 1刷


アフリカと日本を舞台とした巨編エンターテイメント、3巻。
てんやわんやの大団円。
P.33
世界というのは、すでに書かれた一冊の本だ。それを読むのが我々の日常の生だよ。
 
P.181
わけのわからないのは、人生だけでたくさんだ
 
 
 

人体模型の夜

参考書籍情報
・集英社文庫
・1995年11月25日 1刷


ホラーオムニバス。
人体の部位にまつわる短編ホラーが12話収録されている。
P.34 「セルフィネの血」
そこに人間がいる限り楽園は顕在しない。なぜなら「楽園」とは、その存在を夢想した人間が、おのれの生息範囲であるこの糞溜め=現実を裏返してみただけの反世界であるからだ。
 
P.89 「耳飢え」
人間は一人一人、無表情のペルソナの裏に言語化できないような混沌を抱いている
 

Prev53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63Next

関連サイト
  • 笑える本を読もう!
    書評ブログ。中島らもの書評も多数。
  • 笑本ツイッター
    更新情報はツイッターにて。
  • 記事検索
    サーバー広告
    PR