忍者ブログ
中島らもが残したあまたの言葉

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


中島らものもっと明るい悩み相談室

参考書籍情報
・朝日文芸文庫
・1996年7月1日 1刷

書評を見る

朝日新聞で10年間連載していた「明るい悩み相談」をまとめたもの。
当巻の「焼きじゃがみそ食べると死ぬ?」が紙面で物議をかもすという馬鹿な後日談も。

P.96 「”がったま”に言いつけるわよ」
今日から”おっちゃん”と呼ぶのはやめて、”ジョニー”って呼んでくれ
 
P.134 「焼きじゃがみそ食べると死ぬ?」
このほか「月夜ガニにマヨネーズをつけて食うと死ぬ」「らっきょうを六つ一度に口に入れると死ぬ」「豆腐にソースをかけるとまずい」などの言葉があって、どれもうなずけるものばかりです。
 
 
 

ロッキンフォーエヴァー

参考書籍情報
・白夜書房
・2007年8月8日 1刷


遺稿集としてだされた詩集。
中島らものバンド、PISSやMother's Boysのライブを収めたDVDとセット。 
「南京町から」
船は出てゆく
殺意は残る
女の服を
着せられて
 
「いいんだぜ」(DVD 51:34~)
君がいいやつで
だからだめなやつで
自分が何をしたいのか
ぜんぜんわからなくても
いいんだぜ
 
 

ビジネス・ナンセンス事典

参考書籍情報
・集英社文庫
・1998年3月25日 1刷

書評を見る

「ビジネス」をキーワードにした笑える基礎知識的エッセイ。
エッセイにまぎれてコント風ショートショートも多数収録されている。
PP.40-41
この世の中に「人格者」などというものが、そうおいそれと転がっているわけがない。その割には、にこにこしてやさしい人というのはたくさんいる。つまりこれは生物学でいうところの「擬態」、学名「ジンカクシャモドキ」なのである。
 
PP.279-280
その頃の若者たちは、長髪ということに形而上的な思い入れを託していた。それはロックだの自由だの、要するに自分はスクエアな人種じゃないんだよ、ということの象徴だった
 

中島らものやっぱり明るい悩み相談室

参考書籍情報
・朝日文芸文庫
・1998年6月10日 3刷

書評を見る

朝日新聞で10年間連載していた「明るい悩み相談」をまとめたもの。
最終巻。

P.70
「優しい」という言葉はしばしば「優柔不断」の同義語です。
 
 

その日の天使

参考書籍情報
・日本図書センター
・2010年6月25日 1刷

書評を見る

中島らものエッセイのベストセレクション。
人生について語ったエッセイを集め、未収録のエッセイも収録されている。
P.81 「パフォーマンスやめますか、人間やめますか」
世界というのは田舎の便所のように必ずおつりがくるように出来ているのです。
 
P.210 「躁と鬱と立腹と酒とバイアグラの日々」
思い返すと、おれが新しいことをやるきっかけは、いつでも怒りやね。
 
P.219 「躁と鬱と立腹と酒とバイアグラの日々」
ペンを持ちながら、「これでおしまい」とか書いて、死んでいくのかな。



Prev51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61Next

関連サイト
  • 笑える本を読もう!
    書評ブログ。中島らもの書評も多数。
  • 笑本ツイッター
    更新情報はツイッターにて。
  • 記事検索
    サーバー広告
    PR