中島らもが残したあまたの言葉
夢見るごもくごはん
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夢見るごもくごはん 参考書籍情報 ・双葉社 ・1999年6月30日 1刷 わかぎえふ、チチ松村との共著。中島らも事務所編で出版。 3人での分担執筆のためらもさんのエッセイは少なめ。 |
P.21 「老後の計画」
僕は杖をついていて、毎日三時くらいに散歩に出かける。公園で小学生なんかが遊んでいると、杖を振りかざして、
「コラーッ!」
とどなりながら追いかける。近所の小学生は僕のことを「杖じじい」と呼んで悪魔のごとく恐れている。
「コラーッ!」
とどなりながら追いかける。近所の小学生は僕のことを「杖じじい」と呼んで悪魔のごとく恐れている。
P.29 「規制緩和」
誰かの作った規則に従うことは、とても安心する行為である。
P.71 「習得」
賞が欲しくて書いているわけではない。自分に納得がいって、読む人が楽しめるものを書きたいだけだ。
P.78 「涙」
涙には色がある。おれはそれを宗教的体験によって知った。
P.125 「秘密の弱点」
おれは女である。
その証拠によく女子トイレにはいる。
その証拠によく女子トイレにはいる。
ジャンル:共著
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